〜自分でみる 自分をしる 自分で創造する〜
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2021/07/19
感情はいつでも出せるし、受けとめることができる  
2歳ぐらいの子どもがえ〜ん、え〜んと目の前で泣いていたら、あなたはまず何て声をかけますか?


小さなお子様がいる方は、その子が目の前で泣いている姿をイメージしてみてください。


大概の方が、「どうしたの?」とか「何があったの?」とか、こちらからその子の状況や状態を確認するかと思います。


次に8歳ぐらいの子どもが、お茶碗をひっくり返しそれが割れてしまってものすごくびっくりして泣いていたとします。


その時、あなたは何て声をかけますか?


「あ〜、もう!何してるの!」「危ないから気をつけて!」「お皿割れちゃった〜」


などど言ってしまいがちではないですか?


2歳ぐらいだとまだ自分の気持ちをうまく言葉に表すことは難しいですよね。


8歳ぐらいになると色々わかってくるし、物事の分別もある程度ついている。


大人の私たちはそう判断します。


2歳の子も8歳の子も同じようにびっくりして怖くて泣いているのに、大人の対応が違ってくるのです。


何故そうなるのか?



それは私たち大人も子どもの頃、きっと親に同じような対応をされている可能性が高いのです。そしてその親もまた同じよう親にそうされてきた。


それは当たり前のように連鎖していきます。




私たちは皆、赤ちゃんでした。おぎゃーとこの世に誕生した時、全力で全身で気持ちを表現していました。


なぜなら言葉が話せないから。


周りの人に自分の快、不快を伝えることに必死でした。


周りの大人も赤ちゃんや小さい子の気持ちを理解するために全力で耳を傾けていました。


ところが成長するにつれて、言葉で色々と話せる、気持ちを伝えられるようになってきます。


すると周りの大人も、その子の言葉や態度で受け取る姿勢になっていきます。


更に、このぐらいならこれぐらいできるだろう、このぐらいわかるだろうと世間や一般的な基準、常識に当てはめて見るようになります。


8歳の子はただただびっくりして怖かった気持ちを受け止めてほしいだけなのに、やってしまった行動を注意されたり、行動に対して親の気持ちをぶつけられたりします。


そうなると、この子の感情は置き去りになったまま、親に怒られないように、次は注意しよう、気をつけようと行動に意識が向いていきます。


行動に意識が向くことは悪いことではありません。学習していく必要はありますから。


でも感情を置き去りにして行動を優先していくと、その置き去りにされた感情が後々色々な形で顔を出してきます。


私のこの感情、どうにかして、気づいて!とからだに症状として現れたり、もやもやや違和感として残り、やる気が出ない、行動できないという状態に繋がったり。


いい子ちゃんで生きてきた方はよりこの傾向が強いかもしれないですね。



お子様がいる方は、まずはその子の気持ちを受け止めてあげてください。


「びっくりしたね〜、怖かったね〜。」と。その後に「危ないから気をつけてね。お皿割れちゃったね。」と行動に対して親としての気持ちを伝えてみてください。


置き去りにしたまま大人になってしまった方は、小さい自分に対して、その時受け止めてもらえなかった気持ちを、大人になった自分が受け止めてあげてください。


その時親からかけてもらいたかった言葉をおとなになったあなたがかけてみてください。


きっと気持ちがこころが軽くなっていくはずです。


ひとりでやるのが難しいと感じる方は、こころのツボオシ講座や個別相談をご利用くださいね。



 






2021/07/08
妊娠前から子育て中の今まで、セルフケアの醍醐味  

すっきりしないお天気が続いていますね。気持ちも下を向きがちですが、こんな時こそ、少しからだを動かしたり、セルフケアに取り組むいい機会ですね。



おうちにいる時間でできることを少しでもやってみてくださいね。でもそうすることがストレスになってしまっては元も子もないですから無理のない範囲で。



さて、今回は私自身がセルフケアの大切さを痛感した妊活〜妊娠期、子育て中の今に続くまでに関して書いてみます。




中々妊娠しない時期を得て、不妊治療で手術を経て最初の妊娠をしたときに、私は感情のツボオシタッピングとしてお伝えしている、Emotional Freedom Techniques(エモーショナル・フリーダム・テクニックス)の講座をちょうど受けていました。



残念ながら講座受講期間の間に流産してしまいました。初期だったのでどうしようもないし、そう自分にいい聞かせていました。



頭で言い聞かせるのは得意な私でしたので、日常生活はいつも通り過ごせていました。そんな中での講座の受講。



頭ではいい聞かせていても、気持ちは一杯一杯だったのでしょうね。



セッションの練習でクライアント役の時に、個人的なことなので全く話すつもりはなかったのですが、セラピスト役の方の質問に答えながらタッピングをしてもらっていたら、感情がわぁ〜と溢れてきて大泣きしてしまいました。



頭では恥ずかしいとか、こんな個人的なこととか色々な声が響いてましたが、溢れ出る悲しい気持ちにそんなことは追いやられてしまいました。



この時、タッピングは凄い、感情エネルギーは凄いと思いました。こんなに私は悲しい気持ちを抑えていたんだと痛感。



子どものようにワンワン泣きながら、鼻水たらすし、咳でるし、頭ガンガンするのに、タッピングをしてもらいながら、いいたいこと言ってたら10分もしないうちに落ち着いてきました。



そして深呼吸をしてお水を飲んだら、その後にはめちゃくちゃすっきりした自分がそこにいました。



なんだ???これ???これがその時の正直な感想です。そしてこの療法に興味を持ちどんどん学んでいきました。



自分で日々取り組むと同時に、ベテランセラピストさんのセッションを継続して受けていました。



そんな中で、セラピストさんの提案で、妊活EFTというグループ講座を受けます。この時私は39歳。ご一緒した方は1歳年上の方でした。



毎月集まり、不妊治療に関する不安、妊娠できない自分の気持ち、はたまた夫婦関係、などとにかく感じることを一緒にタッピングしながら正直に話していきました。



この講座が始まって4か月後に、ご一緒していた方が自然妊娠されます。この時、うらやましい、でも私は妊娠していないと落ち込むかと思いきや、驚きの気づきがありました。



あ、私、まだ妊娠したくないや・・・(笑)



年齢を考えても、状況を考えても、余裕かましてる場合じゃありません。でもでも、気づいてしまったのです。自分の正直な気持ちに。



ご一緒した方が本当に心から妊娠を望んでいることを知り、目の当たりにして、同時に私はそうではないことに気がついたのです。



一緒にやっていたからこその気づきであり、素直に感情を出していったおかげだと今でも思っています。



そして、気づいてしまったからには、主人とも相談し、不妊治療を止めることにしました。



その後は違うテーマで個人的にセッションを受けながら、自分でも日々取り組んでいきました。



そして1年後、主人の転職により環境もガラっと変わり、新たにキネシオロジーに出会い、講座に参加します。



ここでまた妊娠をテーマにセッションの練習をしてみます。この時の私は、妊娠したら嬉しい、でもしなかったらしなかったでそれはそれ。



という心境になっていました。学ぶことが楽しかったし、夏にはドルフィンスイムの予約も入れ、島で野生のイルカとがんがん泳ぐつもりでいました。



そんな時にやってきたのが今の息子です。
https://note.com/natsua_cocoro/n/nc0af8d1b172a



このブログで書いたように、妊娠してからも、妊活EFTでお世話になったセラピストさんに毎月セッションしてもらい、不安を都度解消していきました。



お腹の中の息子とコミュニケーションが取れたのも妊娠前から自分の感情に向き合い、敏感になっていたからだと思います。



そして出産前日の夜にも、オンラインでセッションしてもらい、翌朝リラックスした状態で出産に望めました。



そして、出産後のきつい状態の時も、セルフケアをひたすら行い、時にセラピストさんに相談し、乗り越えてきました。




そして息子が4歳になった今も続いています。



息子は赤ちゃんの時から私のタッピングする姿やキネシオロジーでアロマを使って調整する姿などを見て育ってきているので、自分でもやれたりします。



今思うことは、ママがストレスフルでないこと、居心地よく過ごせることは、最高の胎教だと思いますし、それは出産後、子育て中の今でも言えることです。



ママがご機嫌だと周りも嬉しいし、何よりお腹の中の赤ちゃんには最高の環境ですよね。



もちろん、ママに限らず全ての人に通じることだと思います。



居心地のいい毎日を、ご機嫌な時間をより多く過ごすために、セルフケアのすばらしさをこれからも伝えていきたいと思います。



そしてご縁があって出会う方には、セルフケアの醍醐味を実感してもらえるように、私がセラピストさんにしてもらったように一緒に並走していけたらなと思っています。でもやるのはあなた自身です!










2021/07/01
いい子ちゃん  


いい子ちゃんでいることはある意味楽かもしれません。



争いを好まない、ややこしいことに巻き込まれるのは嫌、めんどくさいことも勘弁して!



そんなことになるぐらいなら、多少自分が我慢すればいいだけ。



丸く収める、無難に過ごす・・・



そうすることが安心、安全。



私もこうやって長年過ごしてきました。



慣れるとはよくいったもので、そのうち、このような自分が本来の自分であり、自然体とまですら思えてしまうのです。



そうなると反応も自動的にしてしまいます。。



頼まれたらよほどのことがない限り断らない。



いつも表は笑顔で肯定的。



まずは周りのために。



つらくても、しんどくても、「大丈夫、平気」が口ぐせ  



などなど。



そしてそうすることに自分の存在意義を感じている。





でもですね、でもですね、



本来は喜怒哀楽、わたしたちには色々な感情があるんです。



この感情はよくってこの感情はダメとかもないのです!!!



そう判断しているのはわたしたちの思考なんですね。



こどもみたいに、その瞬間の感情をわぁ〜と発散できればいいですが、大人になってくるとそうはいきませんよね。



でも、認めてあげることはできると思うのです。



あぁ、私、あの言葉に傷ついて悲しいのね。。。



あぁ、今ものすごくムカついてるね。。。



あぁ、この仕事しんどくてつらいのね。。。



多少の我慢もコントロールできるうちはいいですが、積もり積もればある日からだやこころに症状となって出てきます。



幼い頃に、自分を守るために、傷つかないためにやってきたことが、いつのまにか自分を目一杯傷つけることになっていたりするのです。



いつの間にか自分が何を感じているかわからなくなる



いつの間にか何もしたくなくなる



いつの間にか全てがどうでもよくなる




そうなる前に、話せる人がいたら誰かに話してみてください。



あなたが他の人にしてきてあげたように。



そうなる前に、紙に書き出してみてください。



自分の中にあるもやもやを外に出すことは、思っているよりも大事であることがわかるでしょう。



そうなる前に、もっともっとと頑張ることをちょっとやめてみてください。



自分にないものではなく、今あるものに目を向けてみませんか?




いい子ちゃんでいることは悪いことばかりではないと思います。それもあなた自身なんですから。



それにいい子ちゃんでいれば、少なくとも嫌われることはあまりないでしょう。頼りにされている方も多いのではないでしょうか。



それでもそんな自分がしんどいのなら、他の人にしてきたように、自分にもしてあげてください。



他の人に時間を使ってきたように、自分にもたっぷり時間をかけてください。




そうすれば、自分が心地いい状態で、周りの人とも無理せず接することができるようになるでしょう。



まずは自分から。セルフケアの醍醐味です。