すっきりしないお天気が続いていますね。気持ちも下を向きがちですが、こんな時こそ、少しからだを動かしたり、セルフケアに取り組むいい機会ですね。
おうちにいる時間でできることを少しでもやってみてくださいね。でもそうすることがストレスになってしまっては元も子もないですから無理のない範囲で。
さて、今回は私自身がセルフケアの大切さを痛感した妊活〜妊娠期、子育て中の今に続くまでに関して書いてみます。
中々妊娠しない時期を得て、不妊治療で手術を経て最初の妊娠をしたときに、私は感情のツボオシタッピングとしてお伝えしている、Emotional Freedom Techniques(エモーショナル・フリーダム・テクニックス)の講座をちょうど受けていました。
残念ながら講座受講期間の間に流産してしまいました。初期だったのでどうしようもないし、そう自分にいい聞かせていました。
頭で言い聞かせるのは得意な私でしたので、日常生活はいつも通り過ごせていました。そんな中での講座の受講。
頭ではいい聞かせていても、気持ちは一杯一杯だったのでしょうね。
セッションの練習でクライアント役の時に、個人的なことなので全く話すつもりはなかったのですが、セラピスト役の方の質問に答えながらタッピングをしてもらっていたら、感情がわぁ〜と溢れてきて大泣きしてしまいました。
頭では恥ずかしいとか、こんな個人的なこととか色々な声が響いてましたが、溢れ出る悲しい気持ちにそんなことは追いやられてしまいました。
この時、タッピングは凄い、感情エネルギーは凄いと思いました。こんなに私は悲しい気持ちを抑えていたんだと痛感。
子どものようにワンワン泣きながら、鼻水たらすし、咳でるし、頭ガンガンするのに、タッピングをしてもらいながら、いいたいこと言ってたら10分もしないうちに落ち着いてきました。
そして深呼吸をしてお水を飲んだら、その後にはめちゃくちゃすっきりした自分がそこにいました。
なんだ???これ???これがその時の正直な感想です。そしてこの療法に興味を持ちどんどん学んでいきました。
自分で日々取り組むと同時に、ベテランセラピストさんのセッションを継続して受けていました。
そんな中で、セラピストさんの提案で、妊活EFTというグループ講座を受けます。この時私は39歳。ご一緒した方は1歳年上の方でした。
毎月集まり、不妊治療に関する不安、妊娠できない自分の気持ち、はたまた夫婦関係、などとにかく感じることを一緒にタッピングしながら正直に話していきました。
この講座が始まって4か月後に、ご一緒していた方が自然妊娠されます。この時、うらやましい、でも私は妊娠していないと落ち込むかと思いきや、驚きの気づきがありました。
あ、私、まだ妊娠したくないや・・・(笑)
年齢を考えても、状況を考えても、余裕かましてる場合じゃありません。でもでも、気づいてしまったのです。自分の正直な気持ちに。
ご一緒した方が本当に心から妊娠を望んでいることを知り、目の当たりにして、同時に私はそうではないことに気がついたのです。
一緒にやっていたからこその気づきであり、素直に感情を出していったおかげだと今でも思っています。
そして、気づいてしまったからには、主人とも相談し、不妊治療を止めることにしました。
その後は違うテーマで個人的にセッションを受けながら、自分でも日々取り組んでいきました。
そして1年後、主人の転職により環境もガラっと変わり、新たにキネシオロジーに出会い、講座に参加します。
ここでまた妊娠をテーマにセッションの練習をしてみます。この時の私は、妊娠したら嬉しい、でもしなかったらしなかったでそれはそれ。
という心境になっていました。学ぶことが楽しかったし、夏にはドルフィンスイムの予約も入れ、島で野生のイルカとがんがん泳ぐつもりでいました。
そんな時にやってきたのが今の息子です。
お腹の中の息子とコミュニケーションが取れたのも妊娠前から自分の感情に向き合い、敏感になっていたからだと思います。
そして出産前日の夜にも、オンラインでセッションしてもらい、翌朝リラックスした状態で出産に望めました。
そして、出産後のきつい状態の時も、セルフケアをひたすら行い、時にセラピストさんに相談し、乗り越えてきました。
そして息子が4歳になった今も続いています。
息子は赤ちゃんの時から私のタッピングする姿やキネシオロジーでアロマを使って調整する姿などを見て育ってきているので、自分でもやれたりします。
今思うことは、ママがストレスフルでないこと、居心地よく過ごせることは、最高の胎教だと思いますし、それは出産後、子育て中の今でも言えることです。
ママがご機嫌だと周りも嬉しいし、何よりお腹の中の赤ちゃんには最高の環境ですよね。
もちろん、ママに限らず全ての人に通じることだと思います。
居心地のいい毎日を、ご機嫌な時間をより多く過ごすために、セルフケアのすばらしさをこれからも伝えていきたいと思います。
そしてご縁があって出会う方には、セルフケアの醍醐味を実感してもらえるように、私がセラピストさんにしてもらったように一緒に並走していけたらなと思っています。でもやるのはあなた自身です!